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DVゲートウェイ機能情報 | |||||
(ターミナルモード/アクセスポイントモード) ID-31PLUS,ID-51PLUS2,ID-52,ID-4100,IC-705,IC-9700に搭載の機能です。 レピータにアクセスしなくてもインターネット経由で通信することができます。
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2022/03/26 アプリケーションソフトが3月25日にバージョンUPされました。 2021/03/29 ID-52,IC-705,IC-9700を追記しました。 2019/05/13 アプリケーションソフトが5月10日にバージョンUPされました。 2017/03/20 不具合情報 |
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DVゲートウェイ機能(ターミナルモード・アクセスポイントモード)を使用する時は 下記の条件と注意が必要です。 |
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無線機に設定したコールサインは、識別(AやBなど)を含めてD-STAR管理サーバーに登録 してあることが必須です。 ■接続方法 ●アプリケーションソフト(RS-MA3A or RS-MA3W)を使用する場合。 ・オプションケーブル OPC-2350LU が必要な機種。 ID-31PLUS,ID-51PLUS2,ID-4100,IC-9700 ・市販のUSBケーブルが必要な機種。(無線機本体側は micro Bタイプ) IC-705,ID-52 (100円均一ショップのデータ通信対応ケーブルでも動作しました) ※OPC-2350LUやUSBケーブルでWindows PCを使用する場合は、PCにドライバーの インストールが必要です。 ※接続・設定方法やドライバーのインストールの詳細は、RS-MA3A or RS-MA3W の 取扱説明書を参照してください。 ●内蔵ゲートウェイを使用する場合。 ・有線LANで接続。 IC-9700 ・無線LANで接続。 (Wi-Fi接続) IC-705 ※接続・設定方法の詳細は、各機種の取扱説明書を参照してください。 ■使用環境 ●RS-MS3Aを使用する場合。 ・スマートフォンやタブレット「Android 4.0以上(注:RS-MS3AのVersion 1.30以降 はAndroid5.0以上)」で「USBホスト機能(OTG)」が使える。 ・携帯電話の回線契約は「データ通信モード」が使える。(固定IPアドレスは不要) ●RS-MS3Wを使用する場合。 パソコンのOSはWindows 10/8.1/ ていてWindows10 mobileでない。(2021年5月現在) ●IC-705,IC-9700の内蔵ゲートウェイを使用する場合はRS-MS3A/RS-MS3Wは不要。 ●ネット回線のIPアドレスとポート開放。 ・接続する携帯電話回線やインターネット回線は「IPv4グローバルIPアドレス」が 割り当てられている。 ・ルーターやモバイルルーターを使用する時はルーターに「ポート開放」ができる。 RS-MS3A/RS-MS3WをインストールしたパソコンやスマートフォンなどやIC-9700, IC-705のIPアドレス宛にポート40000/UDPを設定する必要があります。 ※RS-MS3A/RS-MS3WのVersion 1.30以降とIC-705,IC-9700の内蔵ゲートウェイ を使用する場合は「UDPホールパンチ」を ON にすれば、ルーターにポート開放を しなくても通信可能。UDPホールパンチについては こちら です。 ◆IPv4グローバルIPアドレスが割り当てられてない場合やルーターを使用した接続で ポート開放の設定ができてない時やUDPホールパンチが「OFF」の場合は、送信は できても受信ができない「片通話」になります。
■運用方法 自局がネットに接続するゲートウェイになるため、他局の交信は聞こえません。他局を 呼び出すか、自局宛にコールサイン指定で呼んでもらう必要があります。 ●DVゲートウェイ機能(ターミナルモード/アクセスポイントモード)は、山かけ通信で はなく必ずゲート越え通信になるためTOに「CQCQCQ」の設定では通信できません。 TOに接続するレピータか呼び出す相手局のコールサインを設定する必要があります。 ●無線機のMYにはD-STAR管理サーバーに登録した通りにコールサインを設定します。 ※コールサイン設定の注意は こちら です。 ●DVゲートウェイ機能を使用している局に応答する場合はTOに相手局のコールサイン を設定して「コールサイン指定」にする必要があります。(RX-CSでTOにセット) ※コールサイン指定の説明は こちら です。 ●DVゲートウェイ機能(ターミナルモード/アクセスポイントモード)同士の通信も可能 です。 参考:CQの出し方・特定局の呼び出し方・応答と設定例 → こちら です。 ■電波法について【重要】 ●アクセスポイントモード運用【重要】 ・アクセスする側の無線機とアクセスポイント用の無線機は同じ免許(無線局)ではない ことが必須です。。(2局になるため免許状が2枚になる) ※同一免許人の移動する局と移動しない局の2局(免許状2枚)では使用できません。 ◆別々の免許人の無線局になっていることが必須です。 ※自局と社団局や自局と家族の無線局などの構成にすればOKです。 ◆アクセスポイント側は、免許人が直接運用(操作)している必要があります。 ※無線局の操作・運用は免許人が行う必要があるため、家族の無線局を使用した場合 でも免許人は自分でないため勝手に操作することはできません。 社団局は自分が構成員であれば操作・運用ができるので、使用可能です。 ●ターミナルモード運用 ・無線機から電波は出ないため、自局の免許(コールサイン)だけで運用可能です。 ただし、無線局として運用するため無線設備として免許申請が必要です。。 ◆無線機を増設・撤去・取り替えなどをしたときは、必ず「変更申請」が必要です。 ■UDPホールパンチについて IPv4グローバルIPアドレスでない場合やルーターにポート開放ができない場合でも DVゲートウェイ機能が使用できる設定です。 ●対応バージョン ・RS-MS3A/RS-MS3W:Version 1.30から対応。 ・IC-705及びIC-9700:内蔵ゲートウェイ機能で設定可能。 ●相手局がUDPホールパンチ未対応(UDPホールパンチがOFF)のDVゲートウェイ機能 からの呼び出しは通信ができません。(取扱説明書に記載あり) ●DVゲートウェイ機能(ターミナルモード・アクセスポイントモード)を使用する時は UDPホールパンチがONでも、D-STAR管理サーバーに自局のコールサインの登録と、 自局(コールサイン)の情報をD-STAR管理サーバーに認識(登録)させるため一度ゲート 越えでカーチャンクをしておく必要があります。 ●待ち受けはできません 交信後とレピータに接続した後やコールサイン指定で呼び出しを行った後に3分前後 でルーティング情報(接続したインターネットのルート情報)が消去されるためです。 (消去される時間はルーターの機種により変化あり)
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アプリケーションUP情報 ■RS-MS3A (Android用) スマホ等で直接Google Playからインストール ■RS-MS3W (Windows用) ICOM HOME PAGEのサポート情報からダウンロード → こちら です。 ■アップデート内容 2022/03/25 UP Version 1.31 ・音声通信の安定度の向上 2019/05/10 UP Version 1.30 ・UDPホールパンチ対応 (ルーターのポート開放ができない場合や、ご使用になる端末にグローバルIPアドレス が割り当てられていない場合でも、アクセスポイントモードやターミナルモードで 他局を呼び出せるように対応) ※他局からの呼び出しを受けるには、ルーターのポート開放が必要です。 ※ご使用のネットワーク環境によっては受信できない場合があります。 ※海外レピータを使用している局からの応答は受信できません。 ・その他軽微な修正 2018/10/05 UP Version 1.20 ・異音が発生することがある現象を改善 ・音声がインターネット回線経由で転送されなくなることがある現象を改善 ・通話レスポンスを改善 2016/11/11 UP Version 1.15 ・パソコンとD-STAR 無線機間での音声通信におけるプロセスを変更して、パソコンの CPU負荷を軽減 ・Android 端末とD-STAR 無線機間での音声通信におけるプロセスを変更 ・管理サーバーのIPアドレス取得条件を変更 2016/10/19 UP Version 1.14 ・アプリ又はネットワーク(携帯電話回線/インターネット回線)が要因で通信が強制終了 されたときにRS-MS3Wも強制終了される現象を修正 |
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不具合情報 |
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【情報】2017年3月20日 DVゲートウェイ(ターミナル/アクセスポイントモード)で正常に動作していたものが、 片通信になってしまった(相手局が聞こえてこない)場合、契約している携帯電話会社又は インターネットプロバイダーがIPv4グローバルIPアドレスの割り当てを中止してしまった ことが原因という情報がありました。 この場合は、契約している携帯電話会社やプロバイダーに問い合わせる(相談する)必要が あるとのことです。 【携帯電話会社(プロバイダー)側の設定のためアイコムに問い合わせても解決しませんの でご注意ください】 |
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