dmonitor と IC-9700,IC-705のレピータモニターが使用(接続)できない
レピータの確認方法と原因
Update:2023/05/04
dmonitor情報(dmonitorトップページ)は こちら です。
■確認方法
●JARL運用ログ表示システムで確認
 方法1: メニューの「multi_forward & hole_punchd 稼働状態」の下にある
「レピータ 一覧」で確認。→
dmonitor と IC-9700,IC-705レピータモニター機能が使用できるレピータが
表示されます。

dmonitor で表示できる下記の画面が、メニューに追加になりました。
使用中レピータ 一覧
 dmonitor と IC-9700,IC-705でモニターができるレピータが使用中のとき
 の表示です。
レピータ 一覧
 dmonitor と IC-9700,IC-705のモニター機能が使用できるレピータです。
 ・レピータ局側の multi_forward が稼働している場合に表示されます。
  ※レピータ局側の問題で接続できないレピータもあります。
 ・使用中レピータはコールサインが赤になり、マウスポインター(カーソ
  ル)を当てると使用局のコールサインが表示されます。
接続局一覧
 dmonitor や IC-9700,IC-705のモニター機能を使用してレピータに接続
 している局のリストです。
 方法2: メニューの「レピータ運用状況の参照」 →
下記の説明の通りです。
●IC-9700とIC-705のモニター表示 (2023/05/04追記)
 DRモードの「TO」設定のレピータ名称の右上に「MONI」が表示されてない場合は
 モニターができません。

■考えられる原因
 ほとんどはレピータ局側とアクセス局の原因と考えられるため dmonitor や 無線機側
 対応策はありません。

 ●「multi_fwd」欄が「×」になっているレピータは「レピータ 一覧」に表示されない
  ため使用できません。
  IC-9700とIC-705は「MONI」が表示されません。
  ・レピータの停波
  ・レピータ側のサーバーの不具合
    電波でアクセスしてもゲート越え通信はできない。
  ・レピータ側のルーターの不具合
    電波でアクセスしてもゲート越え通信はできない。
    ※ルーターを再起動すると正常になる場合があります。
  ・レピータ側の multi_forward が止まっているかエラーの発生
    電波でアクセスした場合は正常に通信できます。
    ※レピータ側で multi_forward を再起動するかサーバーを再起動すると正常にな
     る場合があります。
  レピータ局側の確認と対応策

 ●「multi_fwd」欄が「」で「レピータ 一覧」に表示されている場合や、IC-9700と
  IC-705は「MONI」が表示されていても下記のような症状のレピータがあります。
  ほとんどはレピータ局側の問題です。
  ・接続できない。
    ⇒レピータ側のサーバーやルーターの設定不具合の可能性あり。
  ・ゲート越えの局だけ聞こえる。
    ⇒レピータ側のサーバーやルーターの設定不具合の可能性あり。
    ⇒レピータが停波している。
     ※レピータが停波していてもレピータコントローラーとサーバーが正常に動いて
      いる場合は、ゲート越えの局も聞こえます。dmonitor でゲート越え通信は
      可能です。
    ⇒レピータコントローラーのファームウェアが古い。
    ⇒レピータにアクセスしている局が、無線機の MY(自局コールサイン) に設定した
     コールサインをJARL管理サーバーに登録してないか、無線機の MY(自局コール
     サイン)設定が間違っている。時々見かけます
  ・ゲート越えの局が聞こえない。
    ⇒ルーターの設定不具合
    ⇒ゲート越えの局が海外局
  ・山かけで交信中の片方の局しか聞こえない
    ⇒レピータにアクセスしている局が、無線機の MY(自局コールサイン) に設定した
     コールサインをJARL管理サーバーに登録してないか、無線機の MY(自局コール
     サイン)設定が間違っている。時々見かけます