dmonitor情報
(IC-9700,IC-705のレピータモニター機能も併記)
(2024/09/02)
当ホームページ内に「D-STAR技術情報」へのリンクがありますが、2024年6月23日で
  D-STAR技術情報のWebページ公開終了のためリンクが切れています


各情報は 2023年11月現在です。
  Raspberry Pi のOSのバージョン・インストール方法が変わっている場合があります。
  dmonitorのバージョンは変更ありません。(2024年9月2日現在 v01.82)

ここに掲載の情報は、当局が情報を収集又は、実際に実施した時点の内容ですので参考情報
してご覧ください。公式情報ではありません。
また、実施する場合は自己責任(自己解決)でお願いします。
《MENU》
  dmonitor(ディーモニター)とは? (使用条件・著作権) 2022/09/18更新
 ● dmonitor情報 (リリース・参考情報など) 2024/09/02更新
dmonitorの画面 (操作・立ち上げ時の設定変更方法など) 2022/06/22更新
  接続(モニター)できないレピータの確認方法と原因
(dmonitorとIC-9700,IC-705レピータモニター機能)
2023/05/04更新
 ● 必要機材と対応無線機 2023/08/14更新
 ● 説明書のダウンロード 2022/04/01更新
  バージョンアップとインストール方法 2024/09/02更新
  レピータ局の管理団体向け情報 (multi_forward関係) 2023/12/09更新
  dmonitor以外のソフトウェアについて 2022/07/10更新

  ※運用時の設定・呼び出し・応答方法は下記を参考にしてください。
   CQの出し方・特定局の呼び出し方・応答方法と設定例

  ※他のD-STAR情報は、トップページ(HOME)にアクセスしてください。こちら です。
   (トップページからではなく、このページに直接アクセスした場合)



dmonitor(ディーモニター)とは?
 ●dmonitor の機能
  ・D-STAR対応無線機の一部に搭載された拡張機能(DVゲートウェイ機能)を利用して使用
   するソフトウェアで、レピータの電波を受信できない場合に dmonitor でインターネット
   経由でレピータに接続して交信を聞くことができます
   ※DVゲートウェイ機能に対応している無線機が必要です。
  ・モニター(受信)できるレピータがリスト形式で表示されます。表示されているレピータの
   コールサインをクリックするとインターネットを経由してレピータに接続できます。
  ・送信機能もあり、山かけ・ゲート越え・コールサイン指定共に可能です。送信時は電波で
   アクセスしたときと同じように接続したレピータから電波が出るためDVゲートウェイ機能
   (ターミナルモード・アクセスポイント)ではできない「山かけ」通信が可能です。
   <参考>
   必要機材と対応無線機は こちら です。
   dmonitor の画面は こちら です。
 使用条件
  著作権について
  ・dmonitor は JARL D-STAR委員会の著作物です。(著作権は JARL D-STAR委員会)
   二次配布や有償配布(Raspberry piとセット販売を含む)は認められていません。
  配布・公開について
  ・dmonitor は、JARL D-STAR委員会がD-STARシステムの機能検証のために作成している 
   ものを、要望が多いため個別のサポートをしない条件で JARL D-STAR委員会 が無償で
   配布・公開しています。
   ※製品(フリーソフト)として公開されているものではありません。(サポートなし)
  ・機能検証のため予告なく変更や修正があったり、不具合の発生や使用できないことが
   あることを踏まえて(承知の上で)使用する必要があります。
【重要】使用するには、すべて自己解決をする必要があります。
    ・dmonitor を使用するためには、パソコンや使用するハードウェアの
     Raspberry Pi の操作・設定・接続、ソフトウェアのインストールと
     設定やネットワークなどの知識が必要です。
    ・Raspberry Pi の操作やOSのインストールなどは、ネットで検索すると 
     情報が多く出てきますので、自己解決してください。
    ・使用する無線機の「DVゲートウェイ機能」の知識も必須です。
    ※JARL D-STAR NEWS の「D-STAR ユーザーの方へ」に記載されている
     dmonitorについて説明書 を必ず読んでください。
     (特に、説明書のFAQ ページ)


<ソフトウェアは「JARL D-STAR委員会」が作成・配布しています>
■dmonitor は、JARL D-STAR委員会のメンバーがボランティア(無償)でD-STARの検証を
 行うために作成していますので、個別サポートはしていません
■dmonitor に関しての質問や問い合わせ等は、アイコムやJARL事務局でなく、説明書
 記載のJARL D-STAR委員会のメールアドレス宛に行ってください。
 特に、パソコンの操作や Raspberry Pi のインストール・設定・操作の質問は、dmonitor
 ソフトウェアの動作と無関係なため、質問をしないことが前提です。
Raspberry Pi のOSセットアップや dmonitor のインストールは「自己解決で!
■dmonitor は、アイコムは関与しいません。
 誤解されている方がいますが、D-STARはアイコムがメーカーとして「独自で開発」を
 したもの(アイコム製)ではありません。
アイコムは、公開されているD-STARの仕様に準拠して、D-STAR対応の無線機や
レピータ装置の製造・ソフトウェア(例:RS-MS3A)を提供しているメーカーです。
参考:JARL D-STARプロジェクト こちらです。(システムの諸元を参照)

D-STARレピータ管理団体への情報
  DVゲートウェイ(ターミナルモード/アクセスポイントモード)の運用を、レピータと同じ
  回線(同一IPアドレス)で行わないでください。
   情報はこちらです(D-STAR NEWS) →

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dmonitor情報
当ホームページ内に「D-STAR技術情報」へのリンクがありますが、2024年6月23日で
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2024/09/02 ID-50情報
  ID-50を使用する場合の定義ファイル 99-dstar.rules の追記は下記を参考にして
  ください。ID-52,IC-705も同様です。
  ※定義ファイルの追記方法は こちら です。

 2023/11/09 ID-50情報
  ID-50を使用する場合は、定義ファイル 99-dstar.rules に追記が必要です。
  ※次回パージョンアップ時に対応予定ということのため、ID-50を使用するときは
   下記情報のとおり追記してください。
   詳細(情報)はこちらです。→ D-STAR 技術情報

 2023/01/17 サービス(接続)停止情報です。
  V01.80 が停止になりました。 → D-STAR 技術情報
  ※使用可能のバージョンは V01.82 です。
  ※バージョンアップ方法は こちら です。

 2022/11/24 CPU使用率が高くなりました。(当局の環境だけ?)
  Raspberry Pi OSのアップデート後に dmonitor を起動すると、CPUの使用率が高くなり
  ました。そのため CPU温度も上昇しています。
   OSアップデート後:CPU使用率 MAX 85%位 CPU温度 60℃ (起動後15分)
   OSアップデート前:CPU使用率 MAX 35%位 CPU温度 49℃ (起動後15分)
             (CPUにヒートシンクとケースにファンを付けています)
  ※OSの影響と思います。dmonitor の新規インストールをしても OSがアップデート
   されるため、同様でした。

 2022/11/07 サービス(接続)停止情報です。
  V01.81 が停止になりました。 → D-STAR 技術情報
  ※V01.80 は使用可能ですが V01.82 にアップデートしてください。
  ※バージョンアップ方法は こちら です。

 2022/10/27 V01.82(bullseye版)がリリースされました。
  ID-52で送信ができるようにする設定の追加です。
   情報はこちらです。→ D-STAR 技術情報 (10月27日情報)
  ※バージョンアップ方法と追加の設定は こちら です。

 2022/10/25 V01.81(bullseye版)情報です。
  ID-52で送信ができない症状です。
   情報はこちらです。→ D-STAR 技術情報 (10月26日情報)
  ※当局は、正常に動作している IC-705 に接続しているUSBケーブルを ID-52 に接続して
   送信ができない症状を確認しました。

過去の主要情報とリリース履歴は こちら です。


   【当局だけ? 】
    問題:rootで立ち上げるとタスクバーが点滅して消えてしまう。
    追記:Raspberry Pi OS (bullseye版) でも同じ症状でした。OS Setupの問題?
    ・イメージファイルでインストール時と最新OSから手動でインストールしても
     同じ症状のため、OSの問題?
     使用しているモデルは Raspberry Pi 3 Model B+ です。
    ・旧OSのままでアップデートすれば正常に立ち上がりました。
     ※dmonitor V01.64(buster版)をインストールしてコマンドでアップデートした
      場合はOKでした。OSの問題?



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必要機材と対応無線機
■必要機材
 @ハードウェア
  ・Raspberry Pi (ラズベリーパイ)本体 (Raspberry Pi 3 以上を推奨)
    (当局は、Raspberry Pi 3 Model B+ を使用しました)
   ※最初に Raspberry Pi OS bullseye 32bit版をセットアップする必要があります。
   ※Windows PC は対応していません。
  ・microSD(SDHC)カード (16GB以上を推奨)
    (当局は、16GBを使用しました)
   ※microSDカードの種類(メーカー)によっては Raspberry pi で使用できないものが
    あります。
    参考:SDカード情報のWEBサイトは こちら です。(英文)
  ・他に、ACアダプター,モニター,キーボード,マウスが必要です。
    (当局は、CPUが高温になるため、ヒートシンクとクーリングファンを付けました)
 Admonitorソフトウェア
  ・JARL D-STAR委員会が提供
 Bインターネット回線
  ・Wi-Fi(無線LAN)でも可能
■対応無線機と無線機の設定と接続ケーブル
 @対応している無線機
  ・DVゲートウェイ機能を搭載している下記の機種
    ID-31PLUS,ID-51PLUS2,ID-50,ID-52,ID-4100,IC-705,IC-9700
 ARaspberry Piと接続するケーブル
  ・ID-31PLUS,ID-51PLUS2,ID-4100,IC-9700
    オプションケーブル OPC-2350LU
  ・IC-705,ID-52
    USBケーブル (Type A - micro B)
  ・ID-50
    USBケーブル (Type A - Type C)
  ※USBケーブルは、100円均一ショップのデータ通信対応ケーブルでも動作しました。
 B設定と使用接続ケーブル
機 種 接続ケーブル DVゲートウェイ設定() ゲートウェイ選択設定
ID-31PLUS OPC-2350LU ターミナルモード 設定なし
ID-51PLUS2  OPC-2350LU  ターミナルモード 設定なし
ID-4100 OPC-2350LU ターミナルモード 設定なし
ID-50 USBケーブル ターミナルモード 設定なし
ID-52 USBケーブル ターミナルモード 設定なし
IC-705 USBケーブル    ターミナルモード 外部ゲートウェイ   
IC-9700 OPC-2350LU ターミナルモード 外部ゲートウェイ
   :DVゲートウェイ設定はアクセスポイントモードも使用可能ですが、無線機を
     2台使用するため同一免許では電波法違反になります。
     別々の免許(別々の無線局)が必要です。
     DVゲートウェイ機能の説明はこちら です。

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説明書のダウンロード
【重要】
  D-STAR NEWS の「D-STAR ユーザーの方へ」に記載されている「dmonitorについて」と
  説明書を必ず読んでください。
   D-STAR NEWS は こちら です。
説明書のダウンロード(D-STAR委員会作成資料) (PDFファイル)
  説明書(インストール,操作方法,FAQ) 
  ※説明書(資料)のファイル名は「dmonitor_xx.xx.pdf」です。
    (xx.xxはソフトのバージョンです) 
 dmonitorに関しての質問や問い合わせ等は、JARL事務局でなく、説明書に記載のメールアド
 レス宛に行ってください。
 パソコンの操作やRaspberry Piの設定・操作の質問は dmonitorソフトウェアの動作と無関係
 のため、質問は控えたほうが良いと思います。
 個別対応はしていませんので、自己解決で! こちらです。(使用条件へ戻る)

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バージョンアップとインストール方法

バージョンアップ方法 (V01.75以降)
  V01.74 以前からのバージョンアップはできません。
  下記の「インストール方法」のインストール手順@(OS)から再インストールしてください。

  〇 バージョンアップ方法   2022/10/27更新

インストール方法 (インストール手順)
  インストール解説と説明書の手順を理解して、説明書に従って実施してください。
   情報はこちらです。→ D-STAR 技術情報 (4月24日情報) ※技術情報はリンク切れです。
    解説:D-STAR技術情報 (4月14日情報)   説明書:ダウンロード
  以下は、 当局が Raspberry Pi 3 Model B+ を使用して解説説明書の内容で実施した手順を
  まとめたものです。(正常に作動しました)
  参考情報としてご覧いただき、実施する場合は自己責任(自己解決)でお願いします。

  インストールは @ → A → B の 順番で実施してください。
  @ Raspberry Pi OS のインストール (bullseye版) 2023/11/07更新
  A Raspberry Pi OS の初期設定 2022/11/24更新
  B dmonitor(bullseye版) のインストール 2024/09/02更新
 
参考 Raspberry Pi のメニューに追加する方法 2022/04/25更新
参考 起動方法と起動画面の変更方法 (dmonitorの画面) 2022/06/22更新

MicroSDカード (microSDHCカード)について「参考」
 MicroSD(SDHC)カードはWindowsでフォーマットしたものは使えません。
 インストール方法@の Raspberry Pi Imager を使用すると、Windowsでフォーマット
 してもOSの書き込みができました。
  ※一度使用したものでも(Raspberry Pi , Windowsどちらでも)、フォーマットしなくても
   OKでした。
   フォーマットする場合の方法は こちら です。(当局が実施している方法です)
 microSDカードの種類(メーカー)によっては Raspberry pi で使用できないものがあります。
  参考:SDカード情報のWEBサイトは こちら です。(英文)


参考 … 当局が使用しているハードウェア構成です。
初期時 (とりあえず確認)     最終形テスト時 (仮接続)
⇒ ⇒
セットアップ時の構成 セットアップ後の構成
Raspberry Pi 3 Model B+
MicroSD Card(16GB)
 ・15インチモニター
 ・有線キーボード
 ・有線マウス
 ・CPU放熱板


 
⇒ ⇒


 ・7インチモニター
 ・マウス付
   小型キーボード
   (Bluetooth接続)
 ・データ送受信LED
 ・クーリングファン
 ・CPU放熱板

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